2010年 08月 23日
ザ・コーヴ
そうそう、「ザ・コーヴ」は和歌山県太地町のイルカ猟をいわば隠し撮りして捕鯨を批判したドキュメンタリー映画です。イルカ猟の実態を見る上ではなるほどなあと思うところもありました。内容にはふれないように感想をいうと、
・確かにイルカは可愛らしく知能も高いのかもしれないが牛豚鶏の屠殺場も同じだよなあと思う。海獣ほ乳類を屠殺するときはどうしても海ですることになりますし。見た目はむごいことに見えるかもしれないが、牛の屠殺も頭にバキューンです。結局嫌な仕事は解体業者にお任せで我々はパック詰めになったものしか見えない。鶏卵、牛乳もいろいろあります。農家の方々の苦労ってなかなかわからないですよね。ホアグラは不自然なのはご存じでしょうが、サシの入った牛肉だってある意味不自然ですよね。乳脂肪の高い牛乳も。
・イルカの体内(肉なのか肝臓などの臓器なのかは明記がなかったが)に含まれる水銀について批判されていたがそれと、日本の水俣病を持ち出し同列で議論してたのは???いかがと思う。ごめんなさい。少し内容に踏み込み過ぎか・・・正直、私もいろいろ食について考え、添加物等を控えるなんて考えていたらクジラの肉は食べられないのですが。太地町にいったら是非おもいっきり食べたいです。まあ、毎日食べるものではないですからね。
・IWC(国際捕鯨委員会)とのやりとりはまさに国益のバトルでこれが政治かと考えさせられました。まあある程度はニュースになってたことではありますが。
てなところです。
少し悲惨なシーンを煽り、偏った映画ではありますが日本で現実このようにされているのかと思うと考えさせられますね。それでも捕鯨については肯定論者ですが。なんで今日見に行ったのか!!だって当院休診日はそこ休館日なんです。ほんで今日知ったのですがなんと月曜日は「マンデー」で、千円で鑑賞できたんです。700円も安いんです。いろんな業界でレディースデーがあるなかマンデーもあるのかとダジャレもきついし、寒いようなうれしいようなでした。そこの映画館は少しマニアックですが、貴重な映画館だと思いました。また見たい映画ができました。さすがに診察休んでまではいきませんよ。たぶん。