2010年 09月 24日
クロッシング
http://www.crossing-movie.jp/
10年ぐらい前の北朝鮮をリアルに表現してあるとの評価だったのでなんとなく北朝鮮という国に興味がある私は(というより韓国かな)タイムリーに見に行かざるを得なかったのです。重たい映画でした。貧富の差があることはなんとなくアフリカでもフィリピンでもそうですよね。中国もそうか・・・なんかそこに大きな国家権力が加わりより深い悲劇を生んでいる感じ。もう15年以上も前に観光で板門店に立ち寄ったとき、そんなことは全く考えもせず、ただただ戦争中であることの緊張感だけを感じたのでした。この映画からなかなか学びを得ることが難しいのですが、これがリアルに近い物だとしたらとんでもない国が近くにあるもんだとはあらためて思いますね。この日本が恵まれた政治情勢(平和状態)にあることに感謝をしつつ、何か事があったとき難民が日本にも確実に入ってくるだろうことは偉い人は考えているんだろうか・・・グローバル化といいながらまだまだ鎖国の安心に酔っているそんな感じを受けた映画でした。