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昨日の続きーウサギの子宮疾患

昨日は眠くて途中で果てました。どうしてウサギは子宮疾患が多いのか!!それはワンちゃんとか人は季節繁殖動物といって時期が来たら発情して排卵する動物なのですが、猫、ウサギ、フェレットは交尾刺激がない(非季節繁殖動物?正式な言い方忘れました)と排卵しない動物なんです。つまりは交尾しないと発情し続けるということ。猫の場合はニャーニャーと鳴き続けるんで飼い主さんもたまらなくなって避妊をうけるのですがウサギは少し性格がイラッチになったりするみたいですが普通にかえる。フェレットはあらかじめ手術している個体が流通している。フェレットも避妊していない子はエストラスといって持続発情で貧血を起こす病気になります。ウサギに戻りますが結局持続的に発情があることで常に子宮が充血、炎症をおこしている状態がつづくことで過形成を経て腫瘍化にいたってしまうわけです。私のつたない文章でわかりづらかった?でしょうか。要するに繁殖予定のないウサギは避妊手術をした方が長生きさせられるよ!ということ。さて、昼から当院のカメレオンの開腹手術をしないといけなくなりました。飼い主さんのカメレオンならもう少し内科的に押すかもってところですが、今回は当院の個体ですし私の経験にもなるだろうとアグレッシブにいきたいと思います。それでも少しお腹にきているようですが・・・がんばります。
Commented by HARUママ at 2011-02-28 00:33
HARUも8歳で今年の1月に去勢手術を受けたので、とても
避妊去勢手術に関して興味を持ちました。
ウサギ、ニャンコ、ワンコとは発情のし方が違うんですね。
HARUも手術の時、挿管したんでしょうね。私は生まれて一度も
手術したことがないので挿管の経験もありません。
海外ドラマERで、挿管を抜く時覚醒した状態でやっているのを
見て、恐ろしい!といつも思っていました。
やっぱり動物も抜く時は覚醒した状態でするんですか?
(ヘンなところに興味が…すみません!)

ワンコは、ま私自身がHARUと暮らしているからかもしれませんが
去勢避妊した方がいいという文字を目にするようになりましたが
ウサギは・・・本当に知りませんでした。
飼い主が知っていれば病気回避や延命にもつながることなん
ですよね、勉強になりました!

しかし、下の写真のウサちゃんとっても可愛らしいですね(^^)
Commented by らいおん先生 at 2011-03-04 12:06
コメントありがとうございます。抜管するときはある程度、覚醒したときに抜きますよ。あのテレビほど意識ははっきりしていないと思いますが。特に咽頭の反射がないと抜管しても息が出来ないかもしれないですよね。舌が奥に入って気道をふさいでしまいます。麻酔は飛行機の離着陸に例えられます。麻酔がかけるときと覚めるときに事故が起きやすいのです。ERはずっとみています。今年でファイナルシーズンですね。一つの時代が終わるみたいでとても寂しいです。カーターもオッサンになったど・・・・
かくいう私も15年前はピチピチでしたか。
by imag0550 | 2011-02-27 11:17 | Comments(2)

らいおん動物病院らいおん先生

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