2011年 03月 16日
16日愛媛新聞朝刊
この2,3日は殆どテレビを見なくなりました。ありがたいことに東北地方に身近な人、親戚等がいないことが大きいんでしょう。あとでじっくり朝刊を読む方が性に合ってる見たいです。テレビの報道により気になることがありました。愛媛新聞の朝刊を読んでるとなんとなくしっくりきたので1面から3面は面白いですよ。何に気になってたんや!って?それもわからへん!一つ言えること、テレビでは情報がサーと流れてしまうのでミリシーベルトやマイクロシーベルトといわれても専門家じゃないとしっくりこないのではないかと思います。3面に載ってある「放射性物質漏れの影響」愛媛大学の増田先生の説明でなんとなくしっくりしました。被爆線量限度の話などが絵で説明してあり、飛沫感染する感染症と同じような考え方でいいんだってわかりました。「放射線は目に見えないだけに「正しく恐れる」ことが大事だ」との事。感染症と一緒同感!同感!
今日の社説は原発事故がキレイにまとめてあって理解しやすい。了解も得ないでリンク貼ることに何か問題があるなら教えてほしい。一応ここもオフィシャルブログってことで。
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201103161844.html
俺の批評はいらん!と聞こえそうだが気になったので。
「「危機」の直接の原因は、地震には違いない。しかし、東電の危機管理能力の著しい欠如によって、今や人災の様相さえ呈してきた。 」
私には当事者ではないのでここまで手厳しいことはいえない。あまり原発に対して手厳しい論調が多いようですが私自身は原子力も有効な資源エネルギーとも考えているし、今の時点ではほかのエネルギーが開発実現されない限りやむ得ない流れではないかと考える。今少し注目されているらしい、メタンハイドレードの開発が待ち遠しい。
「電力会社が「電力喪失」とは―非常用発電機が「想定外の津波」で故障した、という言い分自体、東電がいかに地震対策を甘く見ていたかを示す証拠。」
ここは地理的なことを考えるといたしかたない批判のような気もします。ただ非常用発電もある程度津波にも対応するよう考慮されていたとは思うのですが。対策の余地はありそうです。
「現時点ではひたすら、全力で作業を続行してもらうほかはないが、後日の検証と、国全体の原子力政策の抜本的な見直しは不可避。本県を含めた地域防災計画も、一からつくり直しを迫られるだろう。」
米国、ロシア、ベトナムに技術輸出をしたりと、日本の原子力技術は世界からも高い評価を得ていただけに残念な結果といえるでしょうね。世界でも原子力から方向転換する流れになるのかもしれませんね。
