愛媛新聞コラムから「ニホンカモシカが、県内で絶滅した」とのこと。高知徳島ではニホンカモシカがしっかりいて害獣になっている。トナカイみたいで可愛らしい。四国山脈が大きな壁になってるのだろうか。イノシシ、鹿、カモシカ、ニホンザル大型ほ乳類の敵である熊は剣山の周辺に数十頭いるのみ。これでは増えるはずである。「かれらの生息数を適正な規模で管理する改正鳥獣保護法が成立した。集団で組織的に捕獲する業者の認定制度を創設したり、狩猟免許の取得年齢を引き下げたりと、新たな被害軽減対策を盛り込んだ」今の農作物被害を考えるとどうにかしないと行けない気がする。山里の農家の方々の労働意欲に直結する。ただ4、5年前だったかオオカミを四国に入れようと真剣に話し合われたと聞いたことがあるがそれはとんでもない。とても難しいことではあるが人間がある程度間引いていくしか方法がないように思う。勿論、命を殺るからにはしっかりいただくのが基本だ。ただ私獣医師という建前なかなかこういう活動はやりづらい。イノシシ、鹿、サル達など山で見かけると胸が躍るしとても可愛いし、その日はとても得した気分になる。山を歩きながら彼らの食害もまた胸が痛い。もっとツキノワグマがバンバンとって食べてくれればと思うのですが結局危険を冒してまでとらないのでしょうね。結局とりやすい小型ほ乳類のウサギなどが食べられるのだろうなー(これは調べたわけでも無いのでただの想像です)
さて、本日の愛媛新聞朝刊に「鳥獣害防止担い手に ハンター養成女性ら20人」の記事。松山で山での実施体験及び座学を含め6回の基礎講座が行われているらしい。んー興味深い。