本日愛媛新聞朝刊で「イノシシ肝炎感染症」の記事。中国地方で取れたイノシシの4割がE型肝炎に感染していたとのこと。地域性が有り関東地方や九州地方でも割合が違う。中国地方で取れたシカでは0.5%の感染率とのこと。動物種でも違うんですね。なかなか興味のある記事でした。要するに生では食べるなということです。誤解してほしくないのは今地域振興の一環で野性動物肉いわゆるジビエを食べるのが流行っている。私はこれは健全で野性動物が増えすぎ林業への被害が深刻化しているのを受け猟により数をコントロールしようとしてます。その命を無駄なくいただくことはとても大事なことのように思え日本の文化にマッチしてるんじゃないかと。ウィルス感染してるような肉は食べない何て考える人もいらっしゃるかなと思うのですがしっかり火を入れることで問題は解決です。妊婦さんが生肉は食べないようにというのはこういうことです。淡水の魚、昔言われていた豚肉はそれぞれ焼くことである種の病気を防いできたのです。イノシシの肝炎感染症が多いのは餌が関係しているのでしょうか?興味はありますね。肝臓の生刺しが危険視されたのもこのE型肝炎が主な原因でしょう。生にはリスクがあるのは承知しておかなくてはなりません。なんでもそうなんですよ。逆にエスキモーのように冷凍肉にしてある種の病気を防ぎ大事な酵素を失わないでいただくような文化もあり、いろいろ考えると楽しいです。ジビエ文化がしっかり広がることを祈るばかりです。