こんばんは
すでに日本には帰って診察もしておりますがアンコール遺跡はお見せしたった。動物病院は首都のプノンペンにありますがそこからシュリムアップ空港まで行って遺跡を見る一人旅。
二日間は自由な時間だったのでここは楽しまなきゃ行けなかったのとただ定時に帰って3日後にはしっかりセミナーをするのも大事だったのでプノンペンに戻るの遅れましたは許されない。しっかり日本語の話せるガイドを雇って遊びました。
まだまだコロナ明けで観光客は戻り切れてなくホテルの二割ほどしか稼働していないとのことでした。この街は観光の街なので大変そうでガイドさんもこれだけでは食べていけずガイド以外にもウーバータクシー(スマホのGPSを使ったシェアリングタクシー)で生計を立ててるとか。
まずはホテルでチェックイン日本人向けの少しお高めのホテルではありがちらしいのですがホテルの部屋からお風呂が丸見え。それでも日本円で一泊1万2千円ほどです。この文化はなかなか受け入れ難かったです。一人なのでいいのですが。


プールもいい感じでついていたのですがここでは泳ぐ時間がなかったのが悔しい。泳いだら本気で泳いでしまうので、泳ぐのはプノンペンまでお預けになりました
でまずは本丸

いいでしょ。この時期は雨季ですが夕方に1時間ほど降って後は晴れる感じです。雨の後は割と涼しく、日本のように冷房入れて寝るようなことはなかったですよ。私は寒がりなのもあるとは思いますが。日本では8月はずっと冷房入れながらの睡眠でしたからね。カンボジアで暑いのは4月ですが乾燥してるみたいなのでそこまで辛くないのではと想像してます。ここは私の主観です。
雨季でいいのは毎日雨が降るので緑が綺麗なこと、残念なことは今回の旅行もそうだったのですが、遺跡をバックにした日の出日の入りがみられなかったことでしょうか。乾季には確実に見られるそうです。
アンコールワット最高‼️
アンコールワットはフランスの植民地の時期に発見されました。周りはジャングルだったそうです。周りは木に覆われ木によって壊されていた所もありました。
さらに発見が遅くなると
こんなんになります。これはうまく残しましたね。やはり侵食によって壊されているところは多数ありましたが。幻想的でしたよ。ジブリの天空の城ラピュタのモデルになったらしいですよ。なるほどです。
初日の夜は終わりガイドさんとナイトマーケットへ。
基本ご飯食べる時はレストランに通されメニューを選んだらガイドさんはいなくなり、終わったらLINEで連絡って感じだったのですが、そこのナイトマーケットの近くで住んでいるガイドさんだったのでガイドさんが普段行っているところで一緒に飲むことを提案して庶民的な食堂でじっくり飲みながらお話を聞きました。
ガイドさんの家族構成からお姉さんが大学に行ってそこからオーストラリアに移住して生活しているということ。ご両親もそこに住んでいるとのこと。
カンボジアでは大学まで行ってもそれに見合う給与のいい会社がないのだとか。そこで大学に行った方は多くは日本やオーストラリアやアメリカにいくんだとか。日本みたいに物価の安いところに来ても給与がいいとは考えにくいなあとは思ったんですが。親日的なので過ごしやすいんですかね。
政治的な話もしてしまいました。通常、現地の人と政治の話をするのはタブーとされているのですが私は好きなのと事前にかなり勉強していたのでついつい。酒も入ってたし。だから良くないって!!(しばらく政治的な話が続きます、興味ない方は写真まで飛んでください)
今の大統領は先々月、元首相のフンセン氏の長男が首相に総選挙で選ばれているのですがその選挙のこと、対外的には9割投票率で選ばれていることになってますが実際のところそのガイドさんも投票に行っておらずずっと低いだろうと言っておりました。与党独裁で野党も与党から人為的に作成された野党だそうな。やっぱり現地に行かなくてはわからないこともあるものです。ここでジャーナリストなら他のいくつかの情報源から確認するのでしょうが。あくまで現地の1市民談です。
私がフンセン氏が元々ポルポト政府にいながらベトナムに亡命してからのポルポトを倒す指揮官になったみたいなことを話すとびっくりしたみたいでこういう話は今の若いガイドさんのお子さんにも教育されていないとの事、政府にとって都合の悪い歴史って伝えられないんだとびっくりしたところ。ここが独裁的な政治の悪いところなんでしょうね。教育って大事です。
カンボジアって紛争地域で貧しいって感じを受けることの大きな部分が先ほどのポルポト政府(クメールルージュ)とも言われますが。クメールルージュ前もアンコール王朝が衰退してから色々あったのですが。一番大変だった悲しい歴史が四年弱のポルポト時代です。当時700万人ぐらいの人民のうち100万から200万もの有識者が虐殺されたホロコースト。人口の五分の1以上ですよ。大変なことです。プノンペンの歴史では必ず出てくるところでアンコールの街でも首都プノンペンでも記念館があります。ここは私でも行きずらいところ。特に一人ではね。
私は旅行するときはその国の歴史は一通り勉強するんですよね。ルーツみたいなものやその国民のアイデンティティーを知るのは楽しいから。ちょっとつまんない話だったでしょうか。
最後に行ったのがこの遺跡、2日目で雨に降られながら行ったのでテンション低めでしたがやっぱりここは良かったです。ガイドさんが居なかったら雨だからホテルでのんびりしようかとするところでした。ある程度遺跡を回るとヨーロッパで美術館回ってご馳走さんみたいになるんですよね。ここも勉強不足のなせる技なのかもしれませんね。
夕方食事を済ませて再び飛行機に乗ってプノンペンのホテルに帰ったのが十時半でした。有意義な遺跡巡りでした。で次の日はセミナー突入‼️