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アイマグブログ― らいおん動物病院 らいおん先生

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2012年 01月 12日 ( 1 )

本日朝日新聞朝刊で

ニュースがわからん!ってコーナーがあるのですがアメリカ産輸入牛肉の緩和について記載されていました。今は20ヶ月齢以下の牛に限られていますが30ヶ月齢にしようという動きがあります。日本でもホルスタインのオスは大体24ヶ月齢で出荷されています。肉ラベルに「乳雄」ってかいてるやつですね。和牛がだいたい30ヶ月齢から38ヶ月齢と聞いています。「交雑種」ってのはホルスタインのメスに和牛の精子を人工授精させたものなんです。なんでそんなことするかって?和牛はホルスタインと比べて小さいんです。初産は小さい子のほうがお産が楽でしょ。とりあえず母ホルスタインも出産すれば乳出るし。話がそれましたが。
30ヶ月齢に規制緩和されるとアメリカから9割ちかく輸出できるといわれているそうです。要するにほとんどフリーですな。問題はアメリカの汚染状態が完全に把握できていないことなんですが。アメリカでは30ヶ月以上の牛の脳や脊髄などをすべての動物に与えることを禁止したのは2009年になってからなんですよね。日本ではちなみに2001年の10月です。ここで気になるデータを添付しておきます。

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世界でもBSEの発生頭数は激減しています。たしかに数字のマジックもあって日本は前頭検査、他の国は30ヶ月齢かヨーロッパは48ヶ月齢だったりするのですが。BSEが高月齢で発症することを考えれば合理的な気がします。BSE肉を食べて発生する変異型ヤコブ病は今までの世界の累積でも230人前後でしょう。日本人では1人のみでイギリスに滞在歴があった方でしたね。230人のうちの9割はイギリス人で他の方もイギリスに滞在歴があった人がほとんどです。それで私は費用対効果を考えて前頭検査の見直しをしてはどうかと思っています。もちろん、前頭検査を行うことで日本の肉の安心が得られたことも事実で功績はあったのですがいつまでするつもり???この前頭検査も我々の税金が使われているわけで、肉の安心のために非常に多額の費用がかかっているという事を認識すべきでしょう。食べるものですから安心と安全は違うのもわかるのですが。あまりに合理性にかけるというか、政府の説明不足でいわゆるコンセンサス(合意形成)が足りないんですよね。公務員の担当の方に聞いてみると食品安全委員会からの御達しにより仕事をするしかないからということでした。それもわかるけど・・・我々部外者から声を出すしかないかと思ってます。何か動かす方法を思案中です。共通感染症がらみでいえば狂犬病は年間3万から5万人が結核では100万人が世界でなくなってます。日本でも自殺者3万人、インフルエンザで1000人以上なくなっている。ちょいと比較が悪いでしょうか・・・・変異型ヤコブ病とは桁が違います。どうにかならないものか・・・・お上のやることをかえるのは難しいでしょうね。
by imag0550 | 2012-01-12 15:34 | Comments(0)

らいおん動物病院らいおん先生

愛媛県生まれ愛媛育ち、大学は北海道の酪農学園大学(有名人は、田中義剛ぐらいか)愛媛県で公務員を2年、大阪・高知で勤務医を2年ずつさせて頂いて開業にいたりました。好きな事は、お酒(最近よくおぼれます)・登山・パソコンいじり・旅行(最近いけてないけど)


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